愛知県警から発表されている資料から防犯カメラの設置効果について簡単にお知らせします。
平成25年は刑法犯認知件数は平成4年以来21年ぶりに10万件を下回りました。しかし、その一方で住宅対象侵入盗は増加し、7年連続全国ワーストを記録するなど、県民の体感治安は決して改善しているとはいえない状況です。より、一層安全で安心して暮らせるまちとなるように、犯罪の未然防止や安心感の醸成に有効な「防犯カメラの設置」状況や効果をお知らせします。
平成23年度に実施した「住宅街における防犯カメラ設置モデル事業」では、住宅対象侵入盗の多発するモデル学区に20台の防犯カメラを設置したところ、同学区における刑法犯や住宅対象侵入盗の認知件数が対前年同期と比較して大幅に減少しました。
防犯カメラ設置後に実施した住民アンケートからは、多くの地域住民が防犯カメラの設置によって安心感を醸成できたことがわかりました。また、24年度に実施した「防犯カメラ普及促進事業」では、「地域の安全は地域で守る」との機運が盛り上がり、事業終了後、自ら費用を負担して防犯カメラを設置し、青色防犯パトロール隊の結成などの地域防犯活動が活発化しました。
鈴木まさと