「様々なイベントを開催するにあたって、具体的にどのような開催地元との協力関係を構築すべきか」について鈴鹿サーキットと鈴鹿市との関係を視察してきました。鈴鹿サーキット開催にあたって3日間で20万人を超える観客が訪れます。その際、地元鈴鹿市への協力要請が高いのは、道路渋滞緩和と公共交通機関との連絡調整および広報。それに応じるために、鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会を関係者で構成し様々な案件に取り組んでいます。その構成員には、警察署・近隣市町・旅館業組合・中日本高速道路・JR・近鉄・バス協会・中日新聞社などが加入。更に、ホンダ鈴鹿レーシングの皆さんによる学校訪問 F1出前授業により、F1グランプリを通じた鈴鹿市ならではの取り組みを通じてモーターレースへの理解を広げています。その取り組みを取りまとめ、鈴鹿市はモータースポーツ都市宣言をしています。いろんなイベント開催を通じて、交通を含めた街づくりを進めていく事例です。