ある学習塾のパンフレットに書かれていた内容ですが、興味深い内容でしたので、紹介します。
東大現役合格者数のランキングで例年上位を独占するのは、私立・国立の中高一貫校です。これはなぜでしょう。その答えは独自のカリキュラムにあります。中高一貫校の強みは、中学・高校の6年間をフルに使って大学受験に向けて最適なカリキュラムを組み立てられる点にあります。首都圏のほとんどの有名私立中高一貫校は、中学2年生までに中学の内容をほぼ終了させ、中学3年生からは高校過程の履修内容に入ります。そして、高校2年生までに高校内容をほぼ修了します。従って、最後の1年は各自の志望校の2次試験・個別試験に向けた対策に専念できます。
公立高校の生徒が高校3年生の12月ごろにやっと高校の内容を修了するのに比べると大きな違いがあります。 もちろん、中高一貫校に通わなくてもしっかりとした学習計画を立てて実行していけば十分に難関大学合格を狙うこともできます。つまり、難関校に合格するためには早期に高校で学ぶ内容を修了して、志望校対策に十分な時間を割くことが必要という意味です。
小田高之02112470