私の福祉医療委員会での質疑を紹介します。コロナ第6波に備えるとともに、インフルエンザ流行にも備える必要があります。そこで、インフルエンザワクチンは今シーズン、十分に供給される見込みなのか。また、どのような流れで医療機関に供給されるのか。今シーズンのインフルエンザワクチン供給量は、昨シーズンと比べると2割程度少なくなるが、全国では過去5シーズンの平均使用量に相当する約2818万本、約5636万人分が供給される見込みである。県内の供給量を11月の第4週目時点で比較すると、昨シーズンの75%に相当する約147万本、約294万人分のワクチンが医療機関に納入されている。供給のペースは、10月中は昨シーズンと比べて少し遅れているが、11月から12月にかけては順調に出荷されている。ワクチンの流通については、通常の医薬品と同様に、各医療機関が医薬品卸売業者に直接発注し、納品されるという流れとなっている。