特別支援教育の充実について
(1) 特別支援学校(知的障害)に在籍する児童生徒数の増加に対応するため、 学校施設の新築・増築に対する財政措置の充実を図るとともに、空調設備 の設置やトイレ改修など、特別支援学校における教育環境整備に対する財 政措置の充実を図ること。 また、学校施設環境改善交付金については、計画に沿って事業が実施で きるよう、当初予算において必要な財源を確保すること。
○ 知的障害特別支援学校に在籍する児童生徒数の増加に伴い、学校規模の過大化による教 室不足が顕著であり、その解消を図るため、新たな学校の設置や既存施設を活用した分 校・分教室の設置などの方策について検討を進めているが、施設整備に関する地方の財政 負担が重く、必要な学校施設の整備が困難になっている。また、特別支援学校においては、 障害の特性上、冷房設備の設置や洋式化を始めとしたトイレ環境の改善などの教育環境の 整備が強く求められている。