愛知県議会で、子ども・子育て支援新制度の本格実施に伴い、来年度、放課後児童クラブはどのように充実されるのかを質問しました。
放課後児童クラブについてお答えいたします。
本県では、「あいち はぐみんプラン」に基づき放課後児童クラブの整備を促進しており、この5年間で188クラブ、5,258人分の拡充を図ってきたところでございます。今年4月からスタートする「子ども・子育て支援新制度」では、対象児童がおおむね小学3年生までから小学6年生まで拡大されるなど、登録児童の増加が見込まれていることから、更なる設置促進に努める必要があると考えております。そこで本県では、今年度策定する次期「あいち はぐみんプラン」において、県民ニーズを踏まえた市町村計画に基づき、今後5年間で約1万人分の受け皿を新たに確保する目標を掲げることとしております。計画の策定にあたりましては、全ての市町村に対してヒアリングを実施し、整備について働きかけを行うとともに、来年度予算案におきましても、市町村の整備要望に応えられるよう、必要額を計上したところでございます。また、運営費助成につきましても、新制度では、これまで補助対象外であった10人未満の小規模クラブも補助対象とするとともに、職員の処遇の改善が図られるよう補助単価の増額も行いました。さらに、障害をお持ちのお子さんを5人以上受け入れる場合には、職員を1人追加して配置できるようにするなど、大幅な充実を図っております。県といたしましては、こうした新しい制度に的確に対応していただけるよう市町村に働きかけ、共働き家庭等の児童が放課後等を安全・安心に過ごすことができる居場所の確保にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。