岡崎市の新年交礼会に出席後、車の中でスーツのボタンがとれて落ちてしまいました。これを「慌てて」元旦から凶兆と考えるか、「冷静に」古いボタンが元旦にとれるということは古きを捨てて新しきに挑戦せよという吉兆と考えるか。大事なのは自分次第だと思います。
写真は大きな道路際に工場があるという過疎地域の写真です。しかし、このエリアでは住んでいる人より働く人の方が多いんです。「何で?」と思うかもしれません。しかし、ここで冷静に考えてみましょう。なぜ工場がたくさんあるのかを。一般的に過疎が進んで住む人が減って困るという話はよくあります。しかし、住む人が減るというのは、逆に言えば工場進出には好条件という考え方もできます。というのも街中で昔は田んぼの真ん中に工場がありました。しかし、工場周辺の宅地開発が進み、その結果周辺住民からの悪臭や騒音苦情で工場移転を考えているという経営者は結構います。こんな場合の移転先として、広い道路際で都市部からもほど近く従業員確保も可能な過疎エリアには新しい工業団地を作ってはどうかと考えています。更に都市部内の工場が建っていた跡地は周辺に合わせて宅地開発とすることもできます。そうすれば「働く場」が創出されることで過疎にも歯止めがかかることが期待できるとともに、居住エリアと働くエリアのすみわけができることにより、住むにも働くにも良い都市を作ることができます。