定年退職したので、郊外の自宅は息子夫婦に譲って街中のマンションに住みたいという声を聞きました。若いうちは郊外に・年をとったら街中へ(歩いて暮らせるコンパクトな街づくり)という新しいライフスタイルを推進します。
別の声も紹介します。「おじいちゃんおばあちゃんも孫の世話をしてやりたい。でも息子夫婦も子育てを私たちに頼りすぎるなよ」こんな声を実現できれば、希薄化が懸念されている家族関係も今風に再構築できます。その為に必要な政策は、「スープの冷めない距離に親子が住める街づくり」です。
治安が悪くなってきたという声も聞きます。子供がいるお母さんの携帯メールには毎日のように不審者情報が入ってきます。ところでおばさんたち3人組は健康の為に夕方に歩いています。別に防犯組織に入っているわけではありませんが、防犯パトロールの意識をもって歩いているそうです。「近所に見知らぬ人が来てないかな、怪しい人はいないかな」と。近くの中学校の生徒さんに会うと、生徒さんからあいさつをしてくれると褒めていました。あいさつができる子に悪い子はいない。ご近所さんどうしが顔見知りという関係を無理なく再構築することが防犯活動の基本です。企業から求められる人材とは何でしょうかと経営者に聞くと、あいさつができる人・人の話を聞ける人・私語をしない人・人間関係が構築できる人・大きな失敗から立ち直れる人、こんな具体例を聞きます。これらを教育目標として掲げ、社会や企業から求められる人材教育を推進します。
このように皆さんの声を元に、不易流行を鑑み、県民生活に生かせる政策へと発展させていきます。