「新型コロナウイルス感染症の克服」新型コロナウイルス感染症対策については、これまで、医療提供体制の充実・強化や医療従事者支援、休業協力要請などの「感染拡大防止・医療」面での対策、休業や失業に伴う収入減収世帯への支援、SNSを活用した相談体制の整備、オンライン学習支援や学校のICT環境の整備などの「県民生活」への対策、そして、中小企業の資金繰り支援や新サービス・新製品の開発支援など「経済」面での対策の3つを柱に、感染拡大防止と社会経済活動の両立に向け、全力で取り組んでまいりました。(感染拡大防止・医療面での対策)感染拡大防止・医療面での対策としては、医療提供体制やPCR検査体制の確保及び医療機関に対する支援等を実施します。重点医療機関・協力医療機関に対し、病床確保に要する経費を支援し、中等症患者を集中的に受け入れる「県立愛知病院」を運営します。診療・検査医療機関や入院医療機関、重点医療機関に対し、施設・設備整備に要する経費を支援し、軽症者等が療養を行う宿泊施設を運営します。医療従事者等へのワクチン接種体制を整備し、副反応に関する専門相談窓口を設置するなど、県民の皆様への接種体制を確保します。大学に委託して検査数の増加を図り、医療機関でのPCR検査等、行政検査に係る本人負担分を公費で負担します。本県独自の「愛知県医療従事者応援金」を交付し、医療従事者の処遇改善を促進します。患者の転院を受け入れた医療機関に対し、本県独自の「愛知県回復患者転院受入医療機関応援金」を交付します。経営が悪化している第2次救急医療を担う医療機関に対し、本県独自の無利子・無担保の融資制度により、経営を支援します。児童福祉施設のほか、感染者が発生した介護施設や障害福祉サービス施設等における消毒液、マスク等の衛生用品の購入等を支援します。特別支援学校のスクールバスの増車を継続し、乗車定員の少人数化を図ります。観光事業者向けに、感染症対策の先進事例の紹介等を行うセミナーを開催し、旅行者向けには「新しい旅のエチケット」の普及啓発動画を配信します。愛知県議会にて 大村知事より