東アフリカでも、この新型コロナウィルスは大きな脅威となっています。
ケニアでは、ヨーロッパ中心に世界中から訪れるはずの観光客がほとんどいなくなり、国家財政を支える観光収入が激減しています。その結果、野生動物を密猟から守るレンジャーを雇う人件費の確保ができません。現地で活躍している滝田明日香さんも月に7日しか仕事がないとのことで、密猟対策は、かなり手薄になっているようです。
ただ、話によると、コロナ対策により、人々の移動が厳しく制限されているため、ゾウの密猟のような大掛かりな密猟は、減少しているそうです。一方、コロナ禍において、生活に困窮する住民たちによる食肉を目的とする密猟は、増えていると予想されます。
コロナウイルスの猛威は日本や愛知県だけでなく、東アフリカの密猟にまで影響があるとの報告を紹介します。